フランス文学

ギュスターヴ・フローベール

フローベール「ボヴァリー夫人」善良な医師と結婚して不倫に溺れ破産する人妻 原作と映画版のあらすじと解説・考察

19世紀フランスの写実主義文学の確立者とされるフローベールの有名な代表作「ボヴァリー夫人」を小説で読みました。その後、2015年に公開された映画も観たので、両方をレビューしていきます。 映画版はAmazon prime ...

フランソワーズ・サガン

サガン「ある微笑」あらすじ ネタバレあり 甥っ子の彼女に手を出す中年男と女子大生の不倫旅行

今回ご紹介させていただくのは、フランスの作家フランソワーズ・サガンの「ある微笑」です。 「悲しみよこんにちは」で、齢18歳にして華々しい文壇デビューを飾ったサガン。 多くの人が次作を期待する中、プレッシャーと戦いながら執...

フランソワーズ・サガン

小説「悲しみよこんにちは」フランソワーズ・サガン あらすじと感想 美しい南仏で起こった悲劇の恋物語

フランスの小説家フランソワーズ・サガンのデビュー作「悲しみよこんにちは」。当時18歳のサガンの名前が世に知られるきっかけとなった作品です。 1955年に新潮文庫から発売された朝吹登水子訳版と、2009年に発売された河野万...

フランス文学

南仏プロヴァンスの12ヶ月 ピーターメイル あらすじと感想 多少ネタバレあり パスティスが飲みたくなる

南仏ブームの火付け役となった世界的ベストセラー、ピーター・メイルの「南仏プロヴァンスの12ヶ月」をご紹介します。 私が南仏に本格的にハマり始めたのも、この本がきっかけでした。 もともとはイギリスの大手広告会社デイヴィッド...